写真家の大西暢夫さんが、東日本大震災の直後から、東北へ通い、
現地の状況を目の当たりにしたときに、自分の住む岐阜の人たちに、 なぜ、東北へ向かうのか、を分かってもらうため、地元の岐阜新聞で毎日、連載を始めました。 この2冊は、その連載をまとめたものです。 自ら歩いた被災地で、感じた事を綴った言葉。インタビューに応じた被災者の声。 毎日現地から、写真と原稿を送り続けたという、この記事たちからは、 苦しみや、悲しみがびりびりと伝わり、胸が締め付けられます。 大西さんは、「亡くなられた多くの方々の命の尊さを、後世に伝えていく役目が、僕たちに 残された大きな仕事だと思っています。そのためにも、“今”を記録しておく必要がある」 と語っています。その想いを受け継いで、さらに多くの人たちに、その記録を手渡していくことが、 私たちの使命だと思っています。 ![]() ![]() 定価300円のうち、200円が寄付になり、東北の子どもたちのために、役立てられます。 <大西暢夫さん プロフィール> 写真家。1968年生まれ。徳山村にほど近い岐阜県揖斐郡池田町で育つ。 写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。現在はフリーのカメラマン。 主な著書に『僕の村の宝物』(情報センター出版局)、『分校の子どもたち』(カタログハウス)、 『ひとりひとりの人』(精神看護出版)など。『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社)で、第8回日本絵本賞、『ぶた にく』(幻冬舎エディケーショナル)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞を受賞。映画監督作品に「水になった村」(第16回、地球環境映像祭最優秀賞受賞)がある。 (アベ)
by merry-events
| 2012-08-29 19:19
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